Vercelは2026年8月10日(現地時間)、Vercel Managed Images (VMI) の導入を発表した。これはバージョン管理されたオープンソースのベースイメージ群であり、既存のSandbox runtimesを置き換え、非推奨となる。Sandbox SDKのバージョン3以降、新しいサンドボックスのデフォルトイメージは`vercel/sandbox/universal:latest`となる。

Vercel Managed Imagesは、公開されているvercel/sandboxリポジトリにそのソースが置かれている。今回の導入により、デフォルトのオペレーティングシステムがAmazon LinuxからUbuntuへ切り替わる。Ubuntuは業界で広く利用されている軽量なシステムである。

vercel/sandbox/universal:latestイメージには、Node.js、Python、一般的なコーディングエージェント、および標準ユーティリティが同梱されるため、多くのユーザーはカスタムイメージの構築や起動時のパッケージインストールが不要となる。

各Managed Imageはナイトリーリリースされ、latestなどのローリングタグやメジャーバージョンタグによって、オペレーティングシステムや依存関係の更新、セキュリティパッチ、Node.jsやPython、プリインストールされたコーディングエージェントの新しいリリースが自動的に適用される。特定のイメージバージョンの一貫性を保つため、依存関係は可能な限り特定のバージョンに固定される。完全に不変で再現可能な環境が必要な場合は、ユーザーはイメージダイジェスト (SHA) にピン留めすることができ、この場合は自動更新の対象外となる。

Managed Imageのカタログには、vercel/sandbox/universal:latestの他、特定のNode.jsバージョンを提供するイメージ (vercel/sandbox/node:22, node:24, node:26) やPythonバージョン (vercel/sandbox/python:3.14) を提供するイメージ、ベースのUbuntu (vercel/sandbox/ubuntu:latest)、Arch Linux (vercel/sandbox/arch:latest) などが用意されている。サンドボックスでは、プロジェクト内のリポジトリ、チームと共有されたリポジトリ、または任意のパブリックリポジリのイメージを使用可能で、イメージは完全なパスで指定される。SDKはimageプロパティを型付けし、組み込みイメージのオートコンプリートをサポートする。


参考: Vercel Blog — 2026年8月11日 03:00 (JST)

原文ハイライト

"Today we are introducing Vercel Managed Images (VMI), a set of versioned, open-source base images"

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