NVIDIAは5月7日(現地時間)、アイレン (IREN) と次世代AIインフラの展開を加速するための戦略的提携を発表した。この協業により、アイレンの持つグローバルデータセンターパイプライン全体で、最大5ギガワットに及ぶエヌビディア DSX (NVIDIA DSX) 対応のAIインフラを展開する計画だ。AIネイティブやスタートアップ、エンタープライズ顧客へのアクセス拡大を目指す。

発表によると、NVIDIAとアイレンは、AIネイティブ、スタートアップ、エンタープライズ顧客へのAIアクセス拡大を目的として、NVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングの展開で協力体制を構築する。

この提携の一環として、アイレンはNVIDIAに対し、今後5年間で普通株最大3,000万株を1株あたり70ドルの行使価格で購入する権利を発行した。これにより、規制当局の承認など特定の条件を満たすことで、NVIDIAは最大21億ドルの投資機会を得る。

今回の戦略的提携は、NVIDIAのエヌビディア DSX (NVIDIA DSX) AIファクトリーアーキテクチャと、アイレンが有する電力、土地、データセンター、GPU展開、インフラ運用の専門知識を組み合わせることで、大規模なAIファクトリーの展開を加速することを目指している。

将来的なAIインフラの展開は、アイレンがテキサス州に保有する2ギガワット規模のスウィートウォーター・キャンパス (Sweetwater campus)に焦点を当てる見込みだ。両社は、このキャンパスがNVIDIAのエヌビディア DSX (NVIDIA DSX) アーキテクチャにとっての主要な展開拠点となることを期待している。

NVIDIAの創業者兼最高経営責任者 (CEO) であるジェンスン・フアン (Jensen Huang) 氏は、AIファクトリーはグローバル経済の基盤インフラとなりつつあり、大規模なシステム展開には、フルスタックにわたる深い統合が必要であると述べている。アイレンの共同創業者兼共同最高経営責任者 (Co-CEO) であるダニエル・ロバーツ (Daniel Roberts) 氏も、NVIDIAのAIシステムとアイレンの専門知識の組み合わせが、AIインフラの展開を加速し、コンピューティングアクセスを世界的に拡大すると見ている。


参考: nvidianews.nvidia.com (アーカイブ) — 2026年8月8日 09:00 (JST)

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