Anthropicは2026年7月12日(現地時間)、キャリア初期の個人を対象としたAIフェローシッププログラム「Claude Corps」の設立を発表した。同プログラムは、米国内の非営利団体と1,000人のフェローをマッチングさせ、同社のAIモデル「Claude」の活用方法について教育する。初期費用として1億5,000万ドルが投じられ、AI技術の恩恵を広く社会に共有し、経済的な変革期における労働者のスキル習得を支援することを目的としている。フェローには年俸85,000ドルと福利厚生が支給され、専門的な指導が提供される。

「Claude Corps」は、Anthropic、CodePath、Social Financeの3組織によるパートナーシップで運営される。Anthropicがプログラムの資金提供、全体戦略、Claudeに関する専門知識を提供し、CodePathがフェローの正式な雇用主およびフェローシップ期間中のプログラミングを担当する。Social Financeは測定と評価を主導し、プログラム規模拡大のための長期的な資金調達手段を構築する。

フェローシップ期間は12ヶ月で、フェローはプログラム開始時にAnthropicとCodePathから非営利環境におけるClaudeの活用に関する集中的なトレーニングを受ける。その後、毎週5時間の継続的なトレーニングを受けながら、残りの時間はホスト組織での活動に専念する。フェローには年俸85,000ドルと福利厚生が支給され、CodePathのメンター、Anthropicによる技術的な質問対応、豊富なClaudeトークン予算、ホスト組織のマネージャーからの専門的な指導が提供される。今後12ヶ月間で、少なくとも400の非営利団体がClaude Corpsフェローを受け入れる予定で、Braven、Code the Dream、Heartland Forward、Montgomery County Food Bankなどが参加組織に含まれる。

Anthropicが1億5,000万ドルという資金を投じ、フェローに年俸85,000ドルを支給するこのプログラムは、AI技術の社会実装と人材育成に対する同社のコミットメントを示すものとみられる。これは、生成AIの普及が加速する中で、技術開発だけでなく、その恩恵を社会全体に広げ、多様な人材のスキルアップを支援するエコシステム構築が企業の事業戦略において重要性を増していることを示す。


参考: anthropic.com — 2026年7月12日 16:00 (JST)

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