SpaceXAIは7月8日(現地時間)、開発する大規模言語モデルGrok 4.5が、Artificial Analysis Intelligence Indexにおいて54点を記録し、Fable 5、GPT-5.5、Opus 4.8に次ぐ4位に位置付けられたことを明らかにした。このモデルは、エージェント型知識作業やコーディングの分野で高い性能を発揮し、フロンティアモデルに近い知能を大幅に低いコストで提供すると評価されている。

Grok 4.5は、Artificial Analysis Intelligence IndexでGrok 4.3から16ポイント向上し、54点に達した。これにより、SpaceXAIはOpenAIとAnthropicに次ぐインテリジェンスフロンティアに位置し、全てのオープンウェイトモデルおよびGoogleのGeminiモデルを上回ったとされている。

エージェント型タスクにおいては、GDPval-AA v2でEloスコア1543を記録し、Claude Opus 4.8とGLM-5.2の中間に位置する。また、𝜏³-Bankingでは33%のスコアを達成し、GPT-5.5 (xhigh) の31%を上回った。これらのエージェント評価において、Grok 4.5はコスト対性能のパレートフロンティア上に位置している。

コーディングエージェントとしては、Grok Build内のGrok 4.5がArtificial Analysis Coding Agent Indexで76点を獲得した。これはCodex内のGPT-5.5 (xhigh) と同等であり、Claude Code内のFable 5 (max) にわずかに及ばない水準である。Grok Build内のGrok 4.5のタスクあたりコストは2.49ドルであり、Claude Code内のFable 5の11.80ドルやCodex内のGPT-5.5の5.07ドルと比較して大幅に低い。これは、低いトークン価格と、Fable 5の7.2MトークンやGPT-5.5の6.2Mトークンに対し、平均1.9Mトークンと少ないトークン使用量によって達成されている。

Grok 4.5のコンテキストウィンドウは500kトークンで、Grok 4.3の1Mトークンから削減されたものの、設定可能な推論およびビジョン入力を維持している。価格は入力1Mトークンあたり2ドル、出力1Mトークンあたり6ドルで設定されている。キャッシュヒット時は75%割引が適用され、1Mトークンあたり0.5ドルとなる。Elon Muskが公開した情報によると、Grok 4.5は前身モデルより3倍大きい1.5兆パラメータを持つ。Grok 4.5のAA-Omniscience IndexスコアはGrok 4.3の18点から26点に向上した。一方で、精度は35%から52%に向上したものの、ハルシネーション率は25%から54%に増加した。


参考: artificialanalysis.ai (アーカイブ) — 2026年7月8日 09:00 (JST)

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