OpenAIは2026年7月9日(現地時間)、Artificial Analysisが公表したベンチマーク結果において、新しいGPT-5.6シリーズの各モデルが高い知能とコスト効率を示したことが明らかになった。GPT-5.6 SolはArtificial Analysis Intelligence IndexでClaude Fable 5に1点差の59点を記録しつつ、その約3分の1のコストで利用可能となる。また、同モデルはArtificial Analysis Coding Agent Indexで80点を獲得し、全てのコーディング評価項目でリードした。
Artificial Analysisの報告によると、GPT-5.6 Solは最大推論レベルにおいて、Artificial Analysis Intelligence Indexでタスクあたり1.04ドルを要し、Claude Fable 5と同等の知能レベルを約3分の1のコストで提供する。同インデックスにおいて、GPT-5.6 Terraは55点、GPT-5.6 Lunaは51点を獲得し、GPT-5.6 Solと比較してそれぞれ約50%および約80%低いタスクあたりコストを実現している。
GPT-5.6 Solは、Artificial Analysis Coding Agent Indexの評価で80点を記録し、DeepSWE、Terminal-Bench v2、SWE-Atlas-QnAの三つのフロンティアコーディング評価全てで首位に立った。また、Claude Fable 5 (max)と比較して約40%安く、Opus 4.8 (max)と比較して約10%安価である。GPT-5.6 Terraは77点、GPT-5.6 Lunaは75点を記録し、GPT-5.6 Solと比較してタスクあたりのコストがそれぞれ約60%および約80%削減されている。
さらに、GPT-5.6 SolはAA-BriefcaseにおいてClaude Fable 5に次ぐ2位にランクされ、全モデル中最高のPresentation Eloを達成した。これはPowerPointやExcelを含む多様なファイル形式での視覚的魅力を評価する指標である。ただし、Claude Fable 5はRubric Scoreで56%に対しGPT-5.6 Solが42%、Analytical Quality EloでClaude Fable 5が1764に対しGPT-5.6 Solが1592と、依然として一部でリードしている。
OpenAIはGPT-5.6シリーズで初めてcache-write pricingを導入した。GPT-5.6 Sol、GPT-5.6 Terra、GPT-5.6 Lunaの100万入力/出力トークンあたりの価格はそれぞれ$5/$30、$2.5/$15、$1/$6である。cache-writeは入力トークンの価格の1.25倍に設定されている。
参考: artificialanalysis.ai (アーカイブ) — 2026年7月9日 09:00 (JST)
原文ハイライト"approximately one third of the cost"