スペースX (SpaceX) は6月12日(現地時間)、ナスダック (Nasdaq) 市場に新規株式公開 (IPO) で上場し、初日取引で株価が22%上昇した。約750億ドルの調達により同社の評価額は1.8兆ドルに達し、史上最大のIPOを達成した。2002年の設立以来約120億ドルのプライベート投資を調達し、直近のプライベート市場での評価額は1.25兆ドルに上っていた。

SpaceXは2002年の設立以来、約120億ドルのプライベート投資を調達し、世界で最も価値のあるベンチャー支援スタートアップへと成長した。直近のプライベート市場での評価額は1.25兆ドルであった。今回のIPOでは約750億ドルを調達し、同社の評価額は1.8兆ドルに達した。

IPOの初日取引において、SpaceXの株価は22%上昇した。今回の新規株式公開は、従来の需要に基づく価格設定とは異なり、1株あたり135ドルの固定価格を設定した点で型破りな手法であった。これは2012年のFacebookによる1040億ドルのIPOと比較しても10倍以上の規模となる。

財務面では、2026年第1四半期に42.8億ドルの純損失を計上しており、前年同期比で700%以上の増加となった。同時期の売上高は46.9億ドルで、前年同期比15%増だった。その巨大な時価総額は、売上高の94倍という積極的なプレミアムで取引されることを意味する。

今回のIPOは、イーロン・マスク (Elon Musk) 氏にとって、世界初の兆万長者となる構えであると見られている多大な流動性イベントである。また、マスク氏の友人で側近であるヴェイラー・エクイティ・パートナーズ (Valor Equity Partners) のアントニオ・グラシアス (Antonio Gracias) 氏も、新たに公開されたSpaceXの株式で680億ドル相当の持ち分を保有すると報じられている。

初期のベンチャー投資家や企業投資家、具体的にはGoogle、アンドリーセン・ホロウィッツ (Andreessen Horowitz)、セコイア・キャピタル (Sequoia Capital)、クラフト・ベンチャーズ (Craft Ventures)、ファウンダーズ・ファンド (Founders Fund) にとっても、今回のIPOは大規模な成功したイグジットとなった。

SpaceXのIPOは、今年予定されている少なくとも3つの歴史的なIPOの最初のものであり、生成AI大手であるAnthropic とOpenAIも今後数か月以内に上場を目指している。これら3つのIPOを合わせると、合計で約3兆ドルの価値がプライベート市場から公開市場へと移行することになる。


参考: Crunchbase News — 2026年6月12日 22:00 (JST)

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