リサーチ・論文

ソースコード帰属でサプライチェーン攻撃を阻止、研究が有効性示す

ArXiv cs.CRは10月21日(現地時間)、デレク・ガルシア氏らが執筆した研究論文「Sign Here: Attributing a Source for a More Trustworthy Software Supply Chain」を公開した。この論文は、ソフトウェアサプライチェーン攻撃の増加に対応するため、ソースコードからの直接ビルドをマルウェア防止戦略として提案する。悪意あるパッケージがソースの帰属を避ける一方、善良なパッケージがリポジトリへのリンクを公開するという仮説に基づき、この戦略の有効性と実現可能性を検証している。

リサーチ・論文

マルウェア洗練度の新定義と評価手法、研究発表

arXiv cs.CRは9月8日(現地時間)、マルウェアの「洗練度 (sophistication)」を静的バイナリ分析によって評価する新しい定義と手法を提案する研究論文を公開しました。従来の学術文献で定義が一貫していなかったこの概念に対し、既存のソフトウェア品質・複雑性指標では捉えきれなかった、現実世界の脅威の可能性に寄与する敵対的および運用上の特性を網羅します。ISO/IEC 25010ソフトウェア品質標準の特性をマルウェアバイナリに適用し、信頼性、保守性、柔軟性、セキュリティの観点から洗練度を再解釈しています。

リサーチ・論文

アレイ、YARAルール検証用良性アーティファクトを決定論的に合成

Arayは2026年8月20日(現地時間)、YARAルールの検証用として、マルウェアの振る舞いを再現しない良性アーティファクトを決定論的に合成する手法を発表した。これはマルウェアサンプルの配布や保管、継続的インテグレーション、災害復旧訓練、再現性のあるスキャナー検証といった課題を解決するもの。

リサーチ・論文

arXiv、特徴空間摂動下のマルウェア表現に関する潜在安定性分析を公開

arXiv cs.CRは2026年7月27日(現地時間)、バミデレ・アジャイ (Bamidele Ajayi) 氏とケン・マクギャリー (Ken McGarry) 氏による「Latent Stability Analysis of Malware Representations Under Feature-Space Perturbations」と題する研究論文を公開した。本論文は、静的マルウェア検出器が一般的に評価に用いるクリーンサンプル指標の限界を指摘し、特徴ベクトルが摂動を受けた際のマルウェア表現の挙動を評価する新たなパイプラインを提案している。

リサーチ・論文

【速報】Microsoft、自律型エージェントIreでLOTUSLITE亜種を検出

Microsoftは2026年6月12日(現地時間)、自律型マルウェア分類エージェント「Project Ire」が、既存の主要なエンドポイント検出応答 (EDR) ツールでは未検出だった「LOTUSLITE」マルウェアの新たな亜種を特定したと発表しました。Ireはユーザーの介入なしに機能ごとの挙動レポートを生成し、当該サンプルが悪意のあるものであると判断しました。