Cursor は2026年11月5日(現地時間)、開発者向けツールにおけるエージェントとのリアルタイム音声チャット機能の提供を開始した。デスクトップ、ウェブ、およびiOSの各プラットフォームで利用でき、エージェントと音声で対話しながら変更の指示や作業状況の確認が可能となる。

この音声チャット機能は、エージェントがアイドル状態でありチャット入力が空の場合に、Start voice chatと表示された波形ボタンをクリックすることで開始できる。iOSデバイスではHey Siri, call Cursorと話しかけることで新しいエージェントとの通話を開始でき、ロック画面からのミュートや終了もLive Activityを通じて実行可能となっている。

音声エージェントはユーザーの指示を聞き取り、返信を行い、コーディング作業をチャット内のエージェントに引き渡す。コーディングエージェントが作業中の間も会話を継続でき、差分の変更点を確認したり、実行状況をチェックしたりすることが可能だ。コーディングエージェント自体も作業中に短い進捗ノートや完了時の簡潔な回答を発するため、ユーザーは書面による完全な返信ではなく、音声による簡潔な更新情報を受け取る。

本機能はGrok Voiceによって動作し、Ara、Eve、Leo、Rex、Salを含む複数の音声から選択できる。Privacy Modeを有効にすることで、音声チャットはデータ保持なしで実行される。

音声チャットは、以前のリリースでVoice Modeと呼ばれたDictation(音声入力)とは別の機能として提供される。Dictationは音声をチャット入力テキストに変換する機能であり、IDEではCmd+Shift+Spaceで切り替えが可能だ。一方、音声チャットはエージェントが音声で応答する双方向の会話を提供する。この機能を利用するには、Cursorのアップデートが必要となる。


参考: Cursor Changelog (アーカイブ) — 2026年11月6日 09:00 (JST)

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