Supabaseは2026年10月25日(現地時間)、パーソナルアクセストークン(PAT)にアクセス範囲指定(スコープ)機能を一般提供開始したと発表した。この機能により、ユーザーはトークンがアクセスできる組織、プロジェクト、および権限を個別に設定可能になる。これにより、従来のアカウント全体へのアクセス権限を改善し、各ツールが必要とする最小限のアクセス権のみを付与することが可能になった。
このスコープ機能は9月28日に一般提供が開始され、10月2日の「Supabase Select」イベントで公式に発表された。ダッシュボードで新規に作成されるトークンは、デフォルトでスコープが設定される。導入以来、作成されたトークンの約9割がスコープ付きである。
トークンの作成手順では、まずリソース(組織やプロジェクト)を選択し、次に権限(読み取り専用、完全アクセスなど)を定義する。特定のプロジェクトのデータベースに対する読み取り専用アクセスを許可し、他のプロジェクトや書き込み権限を制限することも可能。さらに、トークンの有効期限も設定できる。作成されたトークンは、ユーザー自身の権限を超えてアクセスすることはない。
スコープ付きトークンは、Management API、MCPサーバー、Supabase CLIなどの既存ワークフローで使用できる。既存のフルアクセス権を持つトークンは引き続き機能し、「Legacy」バッジが付与される。Supabaseは、新たな連携には目的に応じたスコープ付きトークンの作成を推奨している。
参考: Supabase Blog (アーカイブ) — 2026年10月26日 09:00 (JST)
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