Newcomerは8月19日(現地時間)、ベンチャーキャピタルEmergence Capitalの投資家ジェイク・セイパー氏が、AIネイティブサービス(AINS)をスタートアップにとっての次なるフロンティアと見なしていると報じた。Emergence Capitalは、AIネイティブサービスが会計、保険、法律といった人手がかかる業界に変革をもたらすと指摘。これは、従来のソフトウェア販売とは異なり、AIを基盤としたサービスそのものを提供するモデルを指すもので、同社はこの分野への注力を強めている。
Emergence Capitalは、次世代のAIスタートアップがソフトウェアそのものではなく、基盤となるサービス自体を販売することに注力すると見ている。これらの企業は、弁護士、会計士、保険ブローカーなどの専門家を雇用し、AIに精通したソフトウェアエンジニアと連携させることで、サービスプロバイダーの生産性向上を目指す。このアプローチにより、従来の専門サービスと比較して、大幅な効率化が期待されている。
AINSビジネスでは、サービスにかかる時間単位ではなく、契約完了などのサービス結果に対して料金を請求する形式が一般的と見られる。これは、AIを活用することで従来の人間によるサービスよりもはるかに少ない時間で業務を完了できるため、サービスの価値を結果に基づいて評価するという考え方に基づいているとされる。この課金モデルは、顧客にとっての費用対効果を明確にし、AINS提供者にとってはAIの効率性を収益に直結させるメリットがあると指摘されている。
セイパー氏は、ニューヨーク市で開催されたAIネイティブ法律事務所のクロスビー(Crosby)が主催する小規模サミットでAINSの構想について語った。彼はAINSの創業者向けに、事業構築のためのプレイブックを含む非公開資料も共有していると報じられた。Emergence Capitalは、この新しいビジネスモデルが、SaaSが確立した市場に続く、巨大な市場機会を生み出す可能性を秘めていると分析している模様。
参考: Newcomer (Eric Newcomer) (アーカイブ) — 2026年8月20日 02:32 (JST)