Crunchbase Newsは2026年10月2日(現地時間)、同週に発表された米国スタートアップの大型資金調達上位10社のうち、大半をAI関連企業が占めたと報じた。中でも個人向けAIアシスタント開発のインスティンクト (Instinct) が10億ドルを調達し、評価額100億ドルに達した案件が最大規模だった。この動きは、AI分野への投資が引き続き活発であることを示唆している。

インスティンクトはシリーズCラウンドで、セコイア・キャピタル (Sequoia Capital) やベンチマーク (Benchmark)、コアトゥー (Coatue) などから資金を確保した。同社はサンフランシスコに拠点を置き、設立わずか1年で評価額100億ドルに達している。

その他の主要なAI関連企業では、住宅賃貸業界向けAIを展開するエリーズAI (EliseAI) が3億5000万ドルを調達し、評価額40億ドルを達成。このラウンドはアンドリーセン・ホロウィッツ (Andreessen Horowitz) やベッセマー・ベンチャー・パートナーズ (Bessemer Venture Partners) が主導した。AIネイティブのサイバーセキュリティ企業であるアルマディン (Armadin) はシリーズBで2億5550万ドルを調達し、設立1年で評価額が25億ドルを超えた。アンドリーセン・ホロウィッツとアクセル (Accel) がこのラウンドを主導している。

GPUクラウドインフラを提供するGMIクラウド (GMI Cloud) は、シリーズBで2億2300万ドルの資金調達と4億4500万ドルのデットファイナンスを完了した。このラウンドにはNvidia も参加している。基盤AIモデル開発のジェネラル・インテュイション (General Intuition) は2億2000万ドルを調達し、評価額は62億ドルに達した。物理AIアプリケーション向けプラットフォームのシーマAI (SiMa.ai) はシリーズCで1億5000万ドルを調達し、評価額14億5000万ドルとなった。オープンソースPostgresプラットフォームを提供するスーパーベース (Supabase) は、GIC (ジーアイシー) 主導で1億5000万ドルを調達し、データベースアーキテクチャスタートアップのツルソ (Turso) を買収すると発表した。AIデータセンター向け光インターコネクト技術を手がけるシースケール (CScale) はシリーズCで1億4500万ドルを調達した。

AI関連以外の資金調達では、企業向け資本プロジェクト管理プラットフォームのカフア (Kahua) がグロース資金として2億5000万ドルをベイン・キャピタル・テック・オポチュニティーズ (Bain Capital Tech Opportunities) から調達し、評価額は10億ドルを超えた。不動産関連のホームワード (Homeward) はシリーズDで1億2000万ドルのエクイティ資金と3億3000万ドルのデットファイナンスを確保した。


参考: Crunchbase News (アーカイブ) — 2026年10月3日 03:24 (JST)

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