Vercelは2026年8月9日(現地時間)、オープンソースのセキュリティレビューツールであるディープセック (deepsec) のオンボーディングプロセスを簡素化したと発表した。新しいコマンド「npx deepsec init」により、リポジトリの設定から最初のセキュリティレビュー実行までを単一のコマンドで開始することが可能になった。このコマンドは、ディープセックの標準的なセットアッププロセスを自動化する。

npx deepsec initコマンドが自動化するセットアッププロセスは以下の項目を含む。

まず、リポジトリに追加される唯一の要素である隔離された.deepsec/ workspaceを作成し、その依存関係をインストールする。次に、Vercel AI Gatewayまたはユーザーが提供するプロバイダーキーを通じて、モデルへのアクセスを設定する。この後、コードベースとそのアタックサーフェス(攻撃対象領域)の記述が生成され、これが以降のすべてのレビューの基礎となる。

さらに、パターンに基づいたスキャンが実行され、組み込みのパターンではカバーしきれない部分に対し、追加のスキャンパターンが生成される。最後に、フラグが立てられたファイルに対してAIレビューが開始される。

このセットアッププロセスは、各ステップ後にチェックポイントが設定される。そのため、プロセスが終了した場合、ステップが失敗した場合、またはコストや実行時間の上限に達した場合でも、「init」コマンドを再実行することで、最後の完了ステップから処理を再開できる仕組みとなっている。


参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年8月10日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"the open-source security review harness from Vercel, now lets you set up a repository"

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