Dimension Capitalは2026年7月21日(現地時間)、8億ドル規模の3号ファンドを発表した。2022年後半に設立されたニューヨーク拠点の同社は、科学とコンピューティングの交差点領域における投資に特化しており、今回のファンドは18カ月前に発表された5億ドルの2号ファンドを60%上回る規模となる。創業4年の同社は、バイオテクノロジーとソフトウェアの境界を越えるディープテック企業の構築への需要が高まっているという設立当初の仮説が、予想よりも速いペースで現実化しているとしている。

Dimension Capitalは、Lux Capitalの元パートナーであるザヴェイン・ダー (Zavain Dar) 氏とアダム・ゴールバーン (Adam Goulburn) 氏、そしてObvious Ventures出身のナン・リー (Nan Li) 氏が共同で設立した。彼らは、創業者がバイオテクノロジーとソフトウェアの境界を越えるディープテック企業をより多く構築したがるだろうという予測に基づいて事業を開始した。この投資仮説が急速に進展していることに、共同設立者らは感銘を受けていると述べている。

同ファンドは2024年、創薬向けオープンソースAI基盤モデルを開発するChai Discoveryに対し、3,000万ドルのシード投資を共同主導した。Chai Discoveryは先週、4億ドルを調達し、評価額を38億ドルとしたと発表している。

また、Dimension Capitalは2025年1月にアンチエイジングスタートアップのNew LimitのシリーズAラウンドにも出資した。New LimitはCoinbaseの最高経営責任者 (CEO) であるブライアン・アームストロング (Brian Armstrong) 氏が共同設立した企業であり、今月初めには評価額31億ドルのシリーズCラウンドを完了している。

同ファンドの注目すべき投資先には、推論企業であるModal LabsやAnthropicが含まれる。Dimension Capitalは、Anthropicがポートフォリオ企業である創薬プラットフォームのCoefficient Bioを今春、報道によると4億ドルで買収した際に、Anthropicの株式を取得している。


参考: TechCrunch Funding — 2026年7月22日 10:27 (JST)

原文ハイライト

"the intersection of science and compute is booming"

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