xAIは2026年7月11日(現地時間)、開発者向けツールGrok Buildの最新アップデートを発表した。今回の更新では、API-keyを利用するセッションにおいてVoiceモードが利用可能になったほか、使用量およびコストの追跡機能が強化された。また、トランスクリプトの編集・スクロールバック機能が改善され、エージェントやMCP(Managed Command Processor)の処理安定性も向上している。
今回の主要な機能強化として、Grok Build 0.2.97では、API-keyセッションでVoiceモードが利用可能となった。これにより、音声によるリアルタイムインタラクションを通じて開発を進めることが可能になる。
また、使用量とコストの追跡機能も拡充されている。Headless JSON出力には、プロンプトおよびセッションごとのトークン使用量とコストが含まれるようになった。さらに、SDK(Software Development Kit)のターンからは、詳細なトークン使用量とコスト情報がTurn.usageを通じて確認できる。
ユーザーインターフェース関連では、トランスクリプトからの直接編集機能が加わった。以前のユーザーメッセージをダブルクリックまたはEnterキーで選択すると、その場で編集して再送信できる。スクロールバックでのテキスト選択も、クロームやギャップ、スクロール中において動作が改善された。
エージェントとMCPの処理安定性も向上している。モデルがHeadlessモードで開始したバックグラウンドタスクは、終了時に強制終了されるようになり、リソースリークが防止された。HTTPを使用するMCPサーバーは、切断から自動的に回復する機能が追加されている。
7月10日(現地時間)にリリースされたGrok Build 0.2.96では、端末とダッシュボードに幅広い改善が施された。これには、セッション履歴のスマート化、プロンプトと選択動作の改善、ライブタスクアクティビティの更新、より安全な画像処理、フォローアップ送信の高速化などが含まれる。
その前の7月9日(現地時間)に公開されたGrok Build 0.2.95では、管理されたコマンドのデフォルト設定、プロンプトとツールUIの洗練、クリップボードと入力処理の強化、リワインドとキュー動作の改善、ワークツリーファイルリンクのサポート、Linuxでのファイル監視の軽量化が実施されている。
参考: releasebot.io — 2026年7月12日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Voice mode is now available for API-key sessions"