Anthropic(アンソロピック)は2026年7月7日(現地時間)、AIエージェント製品「Claude Cowork(クロード・コワーク)」をクラウドへ移行すると発表した。これにより、複数のデバイスからのアクセスや、デバイスがオフラインの状態でもタスクを実行することが可能となる。今回の更新で、ユーザーはデバイスのオンライン状態に依存せず、タスクの自動化を継続できる。同社はさらに、AIチャットの「Claude(クロード)」とCoworkの機能統合も進める方針だ。

Anthropic(アンソロピック)が発表した今回の変更により、非技術系ユーザー向けに開発されたClaude Cowork(クロード・コワーク)は、これまでの特定のデバイス上での常時稼働という制約から解放される。今年1月にローンチされたCoworkは、ユーザーのファイル、フォルダ、アプリケーションから情報を引き出し、繰り返し指示を必要とせずに個人の整理やスケジューリングに関する複数ステップのワークフローを自動化する機能を提供してきた。

更新された機能では、メールの下書きのようなスケジュールされたタスクが、デバイスがオンラインでなくても実行可能となる。ただし、Anthropic(アンソロピック)のブログによると、最終的なレビューと承認は引き続きユーザーに求められる。

Anthropic(アンソロピック)は、最上位プランであるMax subscriptionsのユーザーにベータアクセスを先行提供し、今後数週間でより多くのプランにアクセスを拡大する予定だ。また、今回のリリースを記念し、Cowork(コワーク)の利用制限を8月5日まで2倍に延長する。さらに、Claude(クロード)チャットとCowork(コワーク)を統合し、同じスペースで同じファイルにアクセスできるようにする。

Cowork(コワーク)は、Google(グーグル)、OpenAI(オープンエーアイ)、Microsoft(マイクロソフト)が競合製品を投入している「agentic」AI市場で競争している。この分野では、質問に答えるだけでなく、複数ステップのタスクを完了させるシステムが開発されている。エージェントAIの普及に伴い、その効果を確保するために必要となる広範な権限付与に対するユーザーの懸念がある中、Anthropic(アンソロピック)はCowork(コワーク)の運用において、特定のタスクを実行する前に繰り返し同意を求める許可構造を通じてこれに対応している。


参考: nbcnews.com (アーカイブ) — 2026年7月8日 01:00 (JST)

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