Together AI は2026年6月30日(現地時間)、シリーズCラウンドで8億ドルを調達したことを発表した。この資金調達はオープンソースAIへの移行を加速させることを目的としている。また、新規投資家からの500メガワットを超えるコンピューティング容量のコミットメントも確保した。

今回のシリーズCラウンドには、アラムコ・ベンチャーズ (Aramco Ventures)、NVIDIA、ビスタ・エクイティ (Vista Equity)、ジェネラル・カタリスト (General Catalyst)、エマージェンス・キャピタル (Emergence Capital)、シュナイダーエレクトリック (Schneider Electric)、ペガトロン (Pegatron)、Salesforce Ventures、マーチ・キャピタル (March Capital)、DTCPグロース (DTCP Growth)、ラックス・キャピタル (Lux Capital)、ジオデシック (Geodesic)、PSPパートナーズ (PSP Partners) などが参加した。

Together AI は生成AIを人類の進歩の転換点と捉え、この技術がオープンで豊富に利用可能であるべきだと表明している。同社はオープンソースAI向けのフルスタックAIプラットフォームを構築し、最先端の研究に基づき、AIアプリケーションやエージェント向けに高速かつ効率的な推論を提供している。コグニション (Cognition)、デカゴン (Decagon)、イレブン・ラブズ (Eleven Labs)、Cursor、スノ (Suno) など、多数のAI企業が同社のプラットフォームを利用している。

クローズドな最先端大規模言語モデル (LLM) のコスト構造が、プロトタイプ段階では管理可能に見えても、本番環境では持続不可能になることが多くの企業で課題となっている。オープンウェイトモデルは、独自の最先端モデルとの品質ギャップを解消し、開発者がアプリケーションに合わせてカスタマイズやファインチューニングを行う自由を提供している。デカゴンはTogether AIへの移行後、推論コストを6倍削減したと報告している。オープンモデルを使用する企業は、同等以上のパフォーマンスを維持しながら、6倍から20倍低いコストを実現している。

Together AI は、NVIDIA Blackwell向けのFlashAttention-4、カーネルレベルの最適化を本番ワークロードに適用するTogether Megakernelおよびtogether.compileを発表するなど、推論スタック全体で継続的なイノベーションを行っている。同社は最先端オープンソースモデル向けの高速なエンドポイントを提供し、世界最大のAIトークンプロデューサーの一つとなっている。


参考: Together AI Blog (アーカイブ) — 2026年7月1日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"Announcing our $800M Series C to accelerate the shift to open-source AI"

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