Vercelは2026年6月25日(現地時間)、eveプロジェクト向けにVercelダッシュボード内でエージェントセッションの観測性ビューを提供する「Agent Runs」を発表した。OpenTelemetryのセットアップは不要であり、各セッションのトリガー、期間、トークン使用量を一目で確認できる。

Agent Runsは、個々の実行の詳細をドリルダウンし、会話におけるすべてのターン、モデル呼び出し、ツール呼び出しを検査できる。以前はファンクションログに埋もれていたランタイムエラーが、失敗したステップと関連付けられるようになった。

Agent Runsには2つのビューがある。Developer mode(デフォルト)は、エンジニアが障害をデバッグする際に役立つ生のツール名、入出力JSON、およびステップごとのトークン数を表示する。Business modeはツール名を人間が理解しやすい形にし、JSONを非表示にし、非技術的なレビューアがエージェントの動作を監査できるよう、平易な英語の概要を生成する。

ランデータはデフォルトで暗号化され、保持期間はプランによって異なる。Hobbyプランでは12時間、Proプランでは1日、Enterpriseプランでは3日間保持される。ProおよびEnterpriseチームは、Observability Plusにより保持期間を30日まで延長可能である。カスタムのOpenTelemetryバックエンドを使用するチームは、AI SDKのスパンをagent/instrumentation.tsからBraintrustやDatadogなどの任意の宛先にエクスポートできる。


参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年6月26日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"Runtime errors that previously vanished into function logs now correlate to the failing step."

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