Anthropic (アンソロピック) は2026年6月11日(現地時間)、ITサービス大手であるDXC Technology (DXCテクノロジー) と複数年にわたるグローバルアライアンスを発表した。この提携により、DXC Technologyは数万名のClaude認定フォワード・デプロイドエンジニア (FDEs) を育成し、世界の大手銀行、航空会社、保険会社、製造業者、政府機関が利用する基幹システムにClaudeを統合する計画である。これらのシステムは厳格なセキュリティおよびコンプライアンス要件の下で運用されている。

今回の提携に先立ち、DXC Technologyは自社のオペレーション内でClaudeを活用していた。一例として、2026年4月に発表されたDXC OASISは、顧客のITシステムを運用するためのプラットフォームであり、そのエージェントワークフローはClaudeを基盤モデルとして採用している。DXC Technologyは、このプラットフォームの構築においてClaudeを主要ツールとして利用し、ソフトウェア開発を10倍加速させたと推定している。DXC OASISのコードの95%以上がClaudeによって生成され、その後ソフトウェアエンジニアによってレビューされた。現在、DXC OASISは50を超えるDXC Technologyの顧客にサービスを提供しており、世界中の顧客への展開が計画されている。

DXC Technologyは、既存の開発チームからエンジニアを募り、Anthropic Academyを通じてClaude認定エンジニアを育成する。このプログラムには、顧客のミッションクリティカルなシステムに特化したDXC Technology独自のカリキュラムが追加される予定だ。アライアンスは、保険、Modernization as a Service (MaaS)、サイバーセキュリティ、アプリケーションサービスの4分野から開始される。

Anthropicの最高商務責任者Paul Smith氏は、DXC Technologyは、顧客が直面するのと同じセキュリティおよびコンプライアンス要件の下で、自社のオペレーション内でClaudeの有用性を証明したと述べた。DXC Technologyの社長兼CEOであるRaul Fernandez氏は、Anthropicとの提携は、信頼と経験を最先端のAI技術と組み合わせ、顧客に他では得られないものを提供するとの見解を示した。


参考: anthropic.com (アーカイブ) — 2026年6月22日 09:00 (JST)

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