Vercel(バーセル)は2026年8月5日(現地時間)、開発者向けに提供しているChat SDK(チャットSDK)に対し、耐久性のあるワークフロー承認機能「chat/workflow」サブパスを追加したと発表した。この新機能の導入により、開発者は人間の介入を必要とする複雑なワークフローにおいて、承認プロセスをより簡単かつ効率的に組み込むことが可能となる。これにより、手動での確認を要する作業フローの構築と管理が大きく改善される見込みだ。

新たな「chat/workflow」サブパスを利用することで、人間による承認を組み込むワークフローを構築できるようになる。requestApprovalコールを使用すると、承認および拒否ボタン付きのカードがスレッドに投稿され、誰かが決定を下すまでWorkflow SDK(ワークフローSDK)のワークフローが一時停止する。この一時停止は数秒から数日間に及び、デプロイや再起動後も状態が持続するため、耐久性の高いワークフロー設計が可能となる。

本機能は、承認テーブルやonActionハンドラー、あるいはポーリングループを必要としないシンプルな実装を提供する。任意のハンドラーからワークフローを開始することができ、Threadインスタンスはワークフローの境界を越えて自動的にシリアル化される設計となっている。

Scoped approvers(スコープ付き承認者)機能では、approversを渡すことで決定を下せるユーザーを特定の人物に制限できる。指定された承認者以外のユーザーからのクリックは通知として投稿されるが、ワークフローは待機状態を継続する。Verified decisions(検証済み決定)機能では、Chat SDKがすべてのクリックについてプラットフォームの署名をチェックするため、結果として決定を下した人物のuser.idが正確に特定される。Audit trail(監査証跡)機能により、決定が確定するかタイムアウトした場合、カードは結果を示す行で編集され、古いクリックが無効化される。


参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年8月6日 09:00 (JST)

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