OpenAIは2026年8月19日(現地時間)、法人向け金融プラットフォームを提供するスタンプリ (Stampli) が、同社の製品「ChatGPT Work」と「Codex」を活用し、製品ローンチの生産期間を大幅に短縮した事例を発表しました。スタンプリはこれにより、推定243時間かかるとされた作業を約77時間に圧縮し、生産性を約3.16倍高速化したと報告しています。
スタンプリは、調達から支払いまでのプラットフォーム「Deep Finance™」のローンチにおいて、限られたデザインリソースと外部契約者が他のプロジェクトにコミットしている状況下で、OpenAIツールを導入しました。
具体的には、Codexを用いて製品の文脈、会議メモ、意思決定、メッセージガイドラインを一元化し、ブログシリーズ、ローンチメール、ウェビナー資料、ソーシャルおよび有料広告クリエイティブ、PRリリース、ウェブページ、営業支援資料など、多岐にわたるコンテンツを制作しました。また、ヒーローアニメーションの制作においても、Codexが約90%の作業を完了させ、探索、反復、パッケージングを支援しました。
スタンプリのプロダクトマーケティングチームは、ChatGPT WorkとCodexを日常業務にも活用しています。製品知識の維持、ビジネスインサイトの発見、市場へのアイデア展開を迅速化しています。プロダクトマーケティングディレクターのMelad Zahedi氏は、GPTを活用した自動化システムが、製品システムや会議メモから情報を収集し、資料を最新の状態に保つことで、少人数のチームで週に何百ものコンテンツを制作し、アウトプットを10倍に増やしたと述べています。
また、ChatGPT Workは従業員の意思決定支援にも利用されています。会議の事前準備や、HubSpotなどのシステムに格納された指標データの迅速な取得・分析に活用され、数時間かかっていた作業が数秒で完了する事例も報告されています。CEO兼共同創設者のEyal Feldman氏は、Codexが顧客のニーズ、チームの対応、利用からの具体的な学びの間の距離を縮め、あらゆるチームに技術的能力を拡大することで、要件定義から展開可能なソリューションまでを10倍速く進めると述べています。
これにより、プロダクトマーケティングチームは、コンテキストの再構築に費やす時間を減らし、製品および企業戦略に関するリーダーへの助言により多くの時間を割けるようになったとしています。スタンプリは今後、このアプローチをさらに多くの製品、ワークフロー、および市場投入プログラムに適用していく計画です。
参考: OpenAI Blog — 2026年8月20日 04:00 (JST)
原文ハイライト"Codex also helped create the launch’s hero animation through exploration, iteration, and packaging,"