Supabaseは2026年8月4日(現地時間)、Postgres Changesのサブスクリプション機能に複数の改善を施したと発表した。複数のカラムをANDで結合できるフィルター機能、新たなフィルター演算子、およびペイロード内のカラム選択機能が提供される。これら3つの機能は即日利用可能である。
Postgres Changesは、Postgresテーブルでのデータ挿入、更新、削除をWebSocket経由でリアルタイムに受け取る機能である。今回の改善により、フィルターは複数のカラム間で結合可能となり、例えばステータスとチームといった複数の条件で絞り込みができるようになった。
また、like、ilike、is、match、imatch、isdistinctといった新しいフィルター演算子が追加され、not.を接頭辞として付けることで条件を反転させることが可能である。
カラム選択機能により、サブスクリプションのペイロードで特定のカラムのみを受け取ることができる。これにより、ユーザーインターフェースが必要とするデータのみを転送し、不要なデータ量の削減が可能になる。テーブルのプライマリキーは、選択リストに含まれていなくても常にペイロードに含まれる。
これらの機能は、メッセージ数とデータ送信量に基づいた課金を削減する効果がある。カラム選択機能を利用するには@supabase/supabase-jsのバージョン2.109.0以降が必要となる。フィルターの変更は既存のクライアントライブラリで動作する。カラム選択では、Row Level Securityが適用され、指定されたカラムはサブスクライブするロールで選択可能でなければならない。DELETEイベントのペイロードにはプライマリキーのみが含まれるため、このイベントではカラムフィルターは評価されない。現時点ではAND結合のみがサポートされ、OR結合には対応していない。
参考: Supabase Blog (アーカイブ) — 2026年8月5日 09:00 (JST)