xAIは7月18日(現地時間)、次世代大規模言語モデルGrok 4.6の初期訓練が来週完了する見込みだと発表した。同モデルは2兆パラメータ規模で開発されており、現行のGrok 4.5(1.5兆パラメータ)が持つコスト効率を維持しつつ、Moonshot AIのKimi K3が達成した性能を上回ることを目標としている。xAIは高性能とコスト効率の両立を目指す戦略を明確に示した。

xAIはGrok 4.6の開発を通じて、Grok 4.5の人工知能ベンチマークスコア54を上回り、Moonshot AIのKimi K3が獲得したスコア57を超えることを目標としていると見られる。コスト効率面では、Grok 4.5のタスクあたりのコストが約0.31ドルであるのに対し、Kimi K3は約0.94ドルとされており、xAIはGrok 4.6で性能向上とコスト効率の両立を図る方針を示している。

Moonshot AIのKimi K3については、Artificial Analysisによるテストで高い評価を得ており、主要な米国モデルと競合し、ウェブインターフェースエンジニアリングに優れると報じられている。また、Kimi K3のAPI価格はOpenAIやAnthropicよりも低いと指摘されている。Kimi K3のフルモデルウェイトの公開は今月後半に予定されている。

xAIはGrok 4.6の開発と並行し、さらに大規模なGrok 5(6兆および10兆パラメータ)の訓練をColossus 2システムで進めている。同システム上では、複数のモデルが並行して訓練されているとされている。

また、xAIは5月に導入したコーディングエージェントGrok Buildの改良も継続しており、現時点でバージョン0.2.101に達している。このツールは現在、xAIのSuperGrok Heavyサービスの加入者向けにベータ版として、月額300ドルで提供されている。


参考: dataconomy.com (アーカイブ) — 2026年7月20日 18:40 (JST)

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