GitHubは2026年7月6日(現地時間)、Copilot usage metrics APIに、コードレビューの速度を示す二つの新しいメトリクスを追加したと発表した。これにより、企業のAI adoption phase(AI導入フェーズ)ごとに、プルリクエストのレビューにかかる時間とレビューサイクル数を比較することが可能になる。
新たに追加されたのは、avg_pull_requests_minutes_to_reviewとavg_pull_requests_review_cyclesの二つのフィールドである。前者はプルリクエストが作成されてから最初のレビューが実施されるまでの平均時間(中央値、分単位)を示し、後者はプルリクエストがマージされるまでに受け取るレビュー提出の平均回数(中央値)を示す。
これらのメトリクスは、マージされたプルリクエストに限定され、各プルリクエストのマージ日に紐付けられるため、各プルリクエストは一度だけカウントされる。レビューされたもののマージされなかったプルリクエストは、これらのメトリクスには寄与しない。
レビューの遅延とレビューサイクルの回数は、エンジニアリングスループットの主要な先行指標であると位置付けられている。AI adoption phase別に出力されることで、Copilotの採用がより進んだチームが、プルリクエストをより速くレビューし、少ないレビューサイクルで反復できるかどうかを確認することが可能になる。これは、Copilotがレビュープロセスに与える下流の影響を定量化し、最も効果的なイネーブルメント(導入支援)の対象を特定するのに役立つという。
これらのメトリクスは、enterpriseおよびorganization向けの1日および28日レポートの両方に表示される。フェーズの定義とコホートの割り当ては変更されていない。
参考: github.blog — 2026年7月7日 09:00 (JST)
原文ハイライト"Review latency and review-cycle counts are leading indicators of engineering throughput."