GitHubは2026年6月30日(現地時間)、VS Code向けGitHub Copilotのブラウザツールが一般提供 (GA) を開始したと発表した。これにより、エージェントがIDE内から実際のブラウザを操作し、ライブのウェブアプリケーションをナビゲートして情報を収集し、その結果をチャットにフィードバックすることが可能になる。本機能はプレビューユーザーからのフィードバックを基に開発され、デフォルトで有効になっている。

このブラウザツールにより、エージェントは開発者が通常使用するブラウザアクションを実行できる。具体的には、ページの開閉とナビゲーション、クリック、入力、ホバー、ドラッグ、ダイアログ処理が可能である。また、ページコンテンツの読み取り、コンソールエラーのキャプチャ、スクリーンショットの撮影、および一連のステップがツール呼び出しよりも効率的な場合にスクリプト化されたフローの実行もサポートする。DevToolsもブラウザツールバーに統合されており、要素の検査やコンソール出力の表示、ページデバッグをIDE内で完結できる。

ユーザーのプライバシーと制御は維持される。エージェントはデフォルトでユーザーが開いたタブを読み取ったり操作したりすることはなく、Share with Agentを選択した場合のみアクセスを許可し、いつでもそのアクセスを取り消すことができる。エージェントが自身で開いたタブは隔離されたセッションで実行され、通常のブラウジングのクッキーやストレージにはアクセスしない。カメラ、マイク、位置情報、通知、クリップボードの読み取りといった機密性の高い権限は自動的に付与されず、サイトごとに明示的な承認が必要となる。

企業管理者向けには、専用のオン/オフスイッチ (workbench.browser.enableChatTools) が提供されるほか、既存のエージェントネットワークドメイン制御 (chat.agent.allowedNetworkDomainsおよびchat.agent.deniedNetworkDomains) を使用して、エージェントおよび統合されたブラウザがアクセスできるサイトを制限できる。これらはワイルドカードをサポートしており、Denied domainsが優先される。ワークスペースの信頼と承認プロンプトも引き続き適用される。

ブラウザツールはエディターウィンドウとAgents windowの両方で利用可能で、VS Codeのアップデート後にエージェントにページを開かせたりテストさせたりすることで利用を開始できる。関連情報として、GitHub Copilotでは同日、Kimi K2.7 CodeやCopilot visionの一般提供、Claude Sonnet 5のサポートなどが発表されている。


参考: github.blog (アーカイブ) — 2026年7月1日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"Browser tools for GitHub Copilot in VS Code are now generally available."

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