Simon Willison's Weblogが2026年6月30日(現地時間)付けで報じたところによると、Anthropic (アンソロピック) の新モデル Claude Sonnet 5 (クロード・ソネット 5) がリリースされた。同モデルは性能がOpus 4.8 (オーパス 4.8) に近いものの低価格であるとAnthropicは説明しているが、新しいトークナイザーの導入により、特定の言語では実質的な料金上昇となる可能性が指摘されている。

AnthropicはClaude Sonnet 5について、Opus 4.8に近い性能を持ちながら低価格であると述べている。システムカードによれば、Sonnet 5はMythos 5 (ミトス 5) に比べサイバータスク能力が著しく低いため、米国政府による規制を受けずにリリースできたとしている。安全対策はOpus 4.7およびOpus 4.8に適用されているものと同等である。

APIの変更点として、sampling parameters (temperature, top_p, top_k) がサポート対象外となった。コンテキストウィンドウは100万トークン、最大出力トークンは128,000である。ツールおよびプラットフォーム機能はClaude Sonnet 4.6 (クロード・ソネット 4.6) と同じセットを備えており、Adaptive thinkingはデフォルトでオン設定されている。

料金体系はSonnet 4.6と同額で、入力が100万トークンあたり3ドル、出力が100万トークンあたり15ドルとなっている。ただし、8月31日までは入力2ドル、出力10ドルの導入割引が適用される。

しかし、Simon Willisonは、新しいトークナイザーの導入により同じ入力テキストでClaude Sonnet 4.6よりも約30%多くのトークンを生成すると指摘している。これは実質的に約30%の価格上昇に相当する。同氏が自身のClaude Token Counterツールを用いて複数の文書で検証した結果、英語では約1.4倍、スペイン語では1.33倍、Pythonコードでは1.28倍のトークンコストとなる一方、中国語(簡体字マンダリン)ではほぼ同じコストであった。


参考: Simon Willison’s Weblog — 2026年7月1日 06:23 (JST)

原文ハイライト

"The same input text produces approximately 30% more tokens than on Claude Sonnet 4.6."

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