Vercelは2026年7月1日(現地時間)、同社のAI Gatewayにおいて、MythosクラスモデルであるClaude Fable 5へのアクセスが復旧したことを発表した。この復旧は、米国政府が輸出規制を解除する決定を下したことに伴う。Fable 5は6月9日から6月12日に提供されていたものと同じモデルだが、安全分類器が更新され、堅牢性が向上している。
Claude Fable 5は、以前6月9日から6月12日にAI Gatewayで利用可能だったモデルと同一である。ただし、その安全分類器は更新され、以前よりも堅牢になった点が変更点として挙げられる。
当面の間、コーディングやデバッグといった一部のルーチンタスクが安全分類器のトリガーとなる可能性がある。Vercelは、安全分類器が作動した場合でもリクエストが処理されるよう、モデルフォールバックの使用を推奨している。AI Gatewayは、AnthropicがFable 5へのリクエストを拒否した場合、指定された順序で他のモデルを試行する。
Fable 5を呼び出すには、モデル名anthropic/claude-fable-5を使用する。モデルフォールバックは全てのAPI形式で機能し、設定方法に関する詳細はドキュメントで確認できる。
Anthropicは、このモデルに対するZero Data Retention(ゼロデータ保持)をサポートしていない。これは、一部の悪用パターンがリアルタイムフィルターだけでは捕捉できず、累積的なリクエストを通じてのみ可視化されるためである。プロンプトと完了データは30日間保持されるが、Claudeのトレーニングには使用されない。このデータ保持に関する詳細は、提供されているホワイトペーパーで確認が可能である。
参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年7月1日 16:01 (JST)
原文ハイライト"Access to Claude Fable 5, the Mythos-class model, has now been restored"