xAIは2026年5月28日(現地時間)、開発中の対話型AI「Grok」の日次ビルド更新を追跡する専用ページを公開した。イーロン・マスク (Elon Musk) 氏が自身の2億人以上のフォロワーに向けてこのページを告知したことで注目を集めている。これは、従来のAIラボの不透明なリリースサイクルとは異なり、開発プロセスをオープンなソフトウェアプロジェクトのように扱うxAIの姿勢を示すものと見られる。

xAIのこの動きは、タイムスタンプ付きの進捗状況を公開することで、開発の透明性を高める狙いがあると記事は伝えている。

sqmagazine.co.ukが報じたところによると、マスク氏は5月25日に、Grok V9 Mediumのトレーニングが完了したことを確認した。Grok V9 Mediumは1.5兆パラメータの基盤モデルであり、現行のv8 smallモデル (0.5兆パラメータ) の3倍の規模を持つ。

現在、教師ありファインチューニングが進行しており、強化学習トレーニングが間もなく開始される見込みだ。公開はマスク氏の発表から約2〜3週間後、2026年6月中旬頃が目標とされている。

日次ビルドページは、Grok BuildというxAIの専用コーディングエージェントの更新を特に追跡している模様で、フラッグシップのチャットモデルとは異なる。コーディングエージェントは消費者向けモデルよりも頻繁に反復的な改善を出荷するため、その変更を公開することは、ほとんどのラボがメジャーバージョン発表の間、ほとんど情報を共有しない分野において、異例の透明性戦略と見られる。これは開発者やパワーユーザーに対し、リアルタイムで変更内容を提供するものだ。

xAIは開発ペースとそれに関するコミュニケーションの両方を加速させている模様であり、競合他社に対し、同様のペースで対応するか、その理由を説明する圧力をかける可能性がある。


参考: basenor.com (アーカイブ) — 2026年5月29日 11:10 (JST)

原文ハイライト

"xAI is treating Grok's development cadence more like an open software project"

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