Googleは2026年5月11日(現地時間)、生成AI機能「Gemini Intelligence」をAndroidに統合すると発表した。デバイスをより効率的に活用するため、複雑なタスクの自動化、Webコンテンツの要約、フォーム入力の簡素化を可能にする。この機能は、今夏に最新のSamsung GalaxyおよびGoogle Pixelスマートフォンから展開を開始し、年内には時計、車、眼鏡、ラップトップを含む他のAndroidデバイスにも提供される見通しだ。
Googleのプロダクトマネジメント担当バイスプレジデント、ミンディ・ブルックス (Mindy Brooks) 氏によると、Androidはオペレーティングシステムからインテリジェンスシステムへと移行しつつあるという。Gemini Intelligenceの導入により、デバイスは時間を節約できるよう支援する。
Gemini Intelligenceは、ライド予約やショッピングといった複数ステップのタスクをアプリ間で自動化する。また、Chrome内でのGeminiは、Webコンテンツの調査、要約、比較を支援するほか、Chrome auto browse機能により、アポイント予約や駐車スペースの確保などのタスクを代行できる。Autofill with GoogleはGeminiのPersonal Intelligenceを活用し、アプリやChromeの複雑なフォームを自動入力する機能へと進化する。この連携はオプトイン方式で、ユーザーが接続を管理できる。
さらに、話し言葉を洗練されたテキストに変換する新機能「Rambler」がGboardで利用可能になる。Ramblerは複数の言語間をシームレスに切り替える能力も持つ。音声はリアルタイム転写にのみ使用され、保存はされない。また、Create My Widget機能では、ユーザーが自然言語で希望を記述するだけで、カスタムウィジェットを構築できる。これにより、高タンパク質レシピの提案や、風速と降雨量のみを表示する天気ウィジェットなどを作成できる。これらのウィジェットはWear OSデバイスにも対応する。
Gemini Intelligenceは、Material 3 Expressiveに基づくアップデートされたデザイン言語も特徴とする。この視覚システムは、視覚的な美しさと機能性を両立させ、タスクへの集中を促す設計となっている。
参考: blog.google — 2026年5月12日 09:00 (JST)
原文ハイライト"A smarter, more proactive Android with Gemini Intelligence"