ベンチャーキャピタル (VC) のGeneral Catalyst (GC) は2026年5月13日(現地時間)、ソーシャルメディアXに投稿した動画が業界内で大きな反響を呼んでいる。この動画は、以前のMac vs. PCコマーシャルを模倣した「VC vs GC」と題されたもので、他社のVCを風刺する内容を含んでいた。特にAndreessen Horowitz (a16z) の共同創業者であるマーク・アンドリーセン氏がこれに強く反応し、自身のXアカウントで複数回にわたりコメントを投稿した。

サンフランシスコ発 2026年5月15日(現地時間) - General Catalystは2026年5月13日、ソーシャルメディアプラットフォームXに「VC vs GC」と題する動画を投稿した。この動画は、テクノロジー業界でかつて人気を博したMac vs. PCコマーシャルシリーズを模倣したもので、VC役はAndreessen Horowitzの共同創業者であるマーク・アンドリーセン氏を風刺していると見られる人物が演じた。一方、GC役は、オリジナルのMacキャラクターであるジャスティン・ロング演じる、よりクールで「ヒップな」Macキャラクターに似た人物が務めた。

動画の内容は、VC役がAI犬「Woof AI」の持つ利点について熱心に語るものの、GC役は「責任に関する高い基準」を掲げ、そのアイデアに難色を示すというもの。最終的には、VC役がAI犬を蹴り、その犬がVCを追いかけるという皮肉めいた場面で締めくくられている。この投稿は瞬く間に拡散し、現在までに240万回以上閲覧され、数百のシェアと数千の「いいね」を獲得するなど、業界内外で大きな注目を集めている。

この動画のメッセージは、他のVC、特にAndreessen Horowitzがあらゆる革新的だが時には物議を醸すようなスタートアップに積極的に資金提供するのに対し、General Catalystはより慎重な投資アプローチを取っているという、両者の投資哲学の違いを浮き彫りにしていると解釈されている。具体的には、General CatalystがAnduril、Percepta、Polymarketといった企業をポートフォリオに含む一方で、Andreessen Horowitzは監視スタートアップのFlock Safety、AIノートテイカーのCluely、アダム・ニューマン氏のFlowなど、しばしば議論の的となる企業に多額の投資を行っている点が対比されている。

Andreessen Horowitzのマーク・アンドリーセン氏は、動画公開後、自身のXアカウントで複数回にわたり激しい反応を示した。同氏は動画がGeneral Catalystを「smarmy (いけすかない)」に見せると述べ、General Catalystとは異なりあなたのアイデアを軽蔑しないVCであるという新しい広告キャンペーンの実施を予告した。さらに、VSC VenturesのVCであるジェイ・カプール氏も2026年5月14日、このVC業界内の対立を、409A評価を知る者にとっては音楽界のKendrick vs. Drakeの対立に匹敵するものだとXに投稿し、その波紋の大きさを指摘した。一連のやり取りは、VC業界における投資戦略や企業文化、そしてパブリックイメージに関する論争を改めて浮き彫りにしている。


参考: TechCrunch Funding — 2026年5月16日 05:25 (JST)

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