リサーチ・論文

REINS、動画拡散モデルの安全性を学習不要で向上 有害コンテンツ回避の新手法

Rohit Kundu氏らの研究チームは6月15日(現地時間)、動画拡散モデルの安全性アライメントを学習なしで実現する新手法「REINS (REpresentation-space INference-time Safety steering)」を発表した。本手法は、推論時にモデルの内部表現を操作することで、有害なコンテンツ生成を安全な代替案に誘導する。高コストなファインチューニングや容易に回避される外部フィルターに依存する既存の防衛策に対し、訓練不要かつ汎用性を損なわないアプローチとして注目される。

リサーチ・論文

大規模言語モデル、環境態度で人間上回る傾向―プロンプト操縦性に課題

arXiv cs.CLは2026年6月1日(現地時間)、大規模言語モデル (LLM) の環境に対する態度に関する研究論文が発表されたと伝えた。持続可能性関連の意思決定支援や情報発信にLLMの利用が広がる中、その出力が持つ環境態度に関する体系的な証拠の不足に対応するもの。31の商用およびオープンウェイトモデルを対象とした評価の結果、多くのLLMが平均的な人間よりも環境的に進歩的な態度を示す傾向が明らかになった。しかし、プロンプトによる操縦可能性という課題も浮き彫りとなった。