Mergeは2026年11月5日(現地時間)、OpenAIの最新モデルであるGPT-6 Astra、ChatGPT、Codexといった技術を核に、製品およびビジネスツール群の構築を進めていると明らかにした。同社の統合プラットフォームは、製品レビュー、マーケティング、事業開発計画といった広範な業務領域でこれらの先進的なAIモデルを導入。CEO兼共同創設者のシェンシー・ディン氏率いるチームは、コードレビューから顧客エンゲージメント、社内業務に至るまで、多様なプロセスにおける効率化と精度向上を実現している。
Mergeは、企業が接続されたソフトウェアやAI製品を構築するのを支援する統合プラットフォーム企業である。同社は、顧客データ統合のためのMerge Unified、AIエージェントの安全なツールアクセスを提供するMerge Agent Handler、モデルルーティングとコスト管理を担うMerge Gatewayといった製品を展開し、社内利用向けにはMerge for Workforceを提供している。
MergeのCEO兼共同創設者であるシェンシー・ディン氏は、新製品のコードレビューにCodexを、製品テストやマーケティングにはGPT-6 Astraを活用していると述べる。さらに、営業アップデートの準備や顧客向けディナーの計画といった事業運営にもAIを導入している。
ディン氏によると、Mergeの製品におけるツール呼び出しの成功率は99.9%に達し、公共のMCPサーバーの約60%と比較して高い信頼性を示す。特にGPT-6 Astraはコードレビューにおいて高速性と高精度を発揮し、Codexも大幅に改善されたと評価されている。
2026年10月には、Mergeが顧客や見込み客向けに開催する役員ディナーの計画において、ゲストリスト作成、アウトリーチ、出席者トラッカーの維持にかかる時間が、以前の数十時間からイベントあたり約30分に大幅に短縮されたと報告された。同社は2026年第2四半期に8回、第3四半期に16回の役員ディナーを開催し、第4四半期には30回以上の開催を計画している。
このディナーボットはGPT-6 Astraを基盤とし、Salesforce、Gong、Google Sheets、Gmailといったビジネスシステムと連携。招待メールの送信支援や、各ディナーに適したゲストの推薦を行っている。
エンジニアリング以外のチームでもAI活用が進む。Mergeの営業リーダーシップチームのチャーリー・リンチ氏は、取引承認や予測更新のためのAIワークフローを構築した。また、ソーシャルメディアチームはGPT-6 AstraとChatGPTを利用して対応すべき投稿を特定し、マーケティングチームはGateway Evaluationsのメッセージング明確化に活用している。
参考: OpenAI Blog — 2026年11月2日 09:00 (JST)