docs.bfl.mlは10月15日(現地時間)、新たな画像生成モデル「FLUX 3 Image Klein」を発表した。これは既存モデル「FLUX 3 Image」の5.6Bパラメーター版で、オープンウェイトとして提供される。テキストからの画像生成、画像編集、複数参照、バウンディングボックスなど、先行モデルと同等の機能をサポートしている。
FLUX 3 Image Kleinは、ユーザーがAPIを通じて直接利用できるほか、ウェイトがHugging Face上で公開されており、ComfyUIなどのプラットフォームにロードして利用することも可能である。このモデルには、用途に応じた2つのバリアントが存在する。Klein (Distilled)は16ステップという少ない推論ステップで高速な画像生成を実現し、「Klein Base」は50ステップでより高い品質を提供し、ファインチューニングやLoRAトレーニングなどのカスタマイズに最適化されている。
両バリアントは、FLUX Kommunity LicenseのもとHugging Faceで利用可能となっており、NVIDIA RTX 3090などの一般的なコンシューマーGPUでも動作するよう設計されている。出力解像度は768平方から最大4Kまで対応し、ユーザーは幅広いニーズに合わせて画像生成を行うことができる。また、1リクエストにつき最大10枚の参照画像を利用できるため、複雑な画像生成タスクや特定のスタイルへの適応が可能となっている。
LoRAトレーニングは主に「Klein Base」に対してAI ToolkitまたはDiffusersを用いて実施することが推奨されており、トレーニングされたLoRAはKlein (Distilled)にも互換性があり、ロードして利用できる。これにより、ユーザーは独自のスタイルやオブジェクトを学習させ、高速なKlein (Distilled)でその成果を適用することが可能になる。
利用料金体系においては、解像度ごとに画像1枚あたりの料金が設定されており、テキストからの画像生成と画像編集の費用は同額である。例えば、768平方の出力は1枚あたり0.008ドル、4K出力では1枚あたり0.036ドルで提供される。これは、既存の「FLUX 3 Image」の料金体系(768平方で0.041ドル、4Kで0.607ドル)と比較して大幅に低価格に設定されており、より手軽な利用を促す価格戦略となっている。
参考: docs.bfl.ml (アーカイブ) — 2026年10月16日 19:27 (JST)