Googleは2026年10月12日(現地時間)、最新のフロンティアモデル「Gemini 4 Argon」を開発者、企業、研究者、消費者に提供開始したと発表した。同モデルは「Vals Index」で1位を獲得するなど、特に複雑な実世界のタスクにおいて優れた性能を発揮するとしている。
Gemini 4 Argonは同日より、AI StudioとGemini platformのAPIを通じて開発者および企業向けに、Google AntigravityのGoogle AI Ultra加入者向けに、さらにGemini appとSearchのAI ModeでGoogle AI UltraおよびPro加入者向けに提供される。
Argonは、コーディング、金融、法律、サイバーセキュリティ、科学といった幅広い領域における複雑で実世界のタスクにおいて深層作業に優れる。多段階タスクでの深さと精度により、Argonは主要な経済セクターにおけるモデル性能を測るVals Indexで1位を獲得した。
Googleは社内でArgonを大規模なコードベースのリファクタリングや最適化、サイバーセキュリティの脆弱性特定、量子コンピューティングや核融合研究でのブレークスルー支援などに活用している。例えばChromeチームは、Argonを用いて数ヶ月かかるアーキテクチャ再構築を数週間で完了させ、600万行のレガシーコードからブラウザ機能の分離を実現した。
同モデルの導入価格は、入力トークン100万あたり2ドル、出力トークン100万あたり10ドル(キャッシュされた入力トークンは95%オフ)で提供される。
参考: Google AI Blog (アーカイブ) — 2026年10月13日 09:00 (JST)
原文ハイライト"We’re giving developers, enterprises, scientists, and consumers access to our latest frontier model."