LegalOnは10月8日(現地時間)、OpenAIのAIモデルCodex関連の推定日次コストを65%削減しつつ、開発速度を維持したと発表した。同社は法務支援サービスProfessional AIの開発において、タスクに応じてGPT-6 Luna、GPT-6.1 Sol、GPT-6 Astraを使い分け、戦略的なAI利用と予算管理を導入した。

LegalOnはAIを活用した法務支援サービスProfessional AIをグローバルに展開しており、開発プロセスにCodexを統合し、組織全体でのAI活用を進めてきた。しかし、高性能モデルの無制限な利用はコスト増加を招くという課題に直面していた。

この課題に対し、同社のAIを活用した開発CoE (AID CoE) は、タスクの複雑性や開発段階に応じてAIモデルを使い分けるガイドラインを策定した。具体的には、要件が明確なコード実装にはGPT-6 Luna、標準的な設計やデータ分析にはGPT-6.1 Sol、アーキテクチャ設計を含む高度な判断にはGPT-6 Astraを割り当てる方針だ。

さらに、Fast modeのデフォルト制限を設け、部署や個人レベルでのAI支出に予算上限を設定した。既存事業に対しては最大20%のコスト効率改善を求めつつ、立ち上げ期の新規事業には積極的なAI利用を促すため、潤沢な予算を配分。LegalOn TechnologiesのシニアエンジニアリングマネージャーであるYuta Tokitake氏は、新規事業では事業速度をコスト効率よりも優先し、AIを広範に活用して成果を最大化する方針を示している。これらの施策により、推定日次コストが約65%削減された。

同社は現在、開発速度や利用量ではなく、顧客価値に基づくAI投資のROIを評価するための指標を構築中であり、テクノロジー投資とビジネス価値の直接的な連結を目指している。


参考: OpenAI Blog — 2026年10月8日 21:00 (JST)

原文ハイライト

"LegalOn halves Codex costs while maintaining development speed"

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