Vercelは2026年8月5日(現地時間)、ドメイン購入後に表示される新しいセットアップページを導入した。このページは、購入ドメインの登録状況をリアルタイムで追跡し、新規プロジェクトの迅速なデプロイ、既存プロジェクトへのシームレスな接続、既存サイトのプロキシまたはリダイレクト設定、さらに主要なメールプロバイダ向けメール設定への直接パスを提供。ユーザーはドメイン設定プロセスを効率的に進めることが可能になる。

新設されたセットアップページは、ドメイン登録が完了し次第、各種設定アクションが利用可能となる設計だ。例えば、プロジェクト新規作成時には、選択したドメインが事前に設定された状態でプロジェクト作成を開始できる。ユーザーはGitリポジトリとの接続、v0を用いたプロンプトからの開始、またはテンプレートからの選択肢を通じてプロジェクトデプロイを進行させることができ、その際にドメインがプロジェクトに自動的にアタッチされる。

既存のサイトを運用しているユーザー向けには、プロキシまたはリダイレクトの設定機能が提供される。プロキシ設定では、指定したオリジンへのトラフィックがVercelのコンテンツデリバリーネットワーク (CDN) とファイアウォール (Firewall) を通じて既存サイトへルーティングされる。これにより、パフォーマンス向上とセキュリティ強化が期待できる。一方、リダイレクト設定では、訪問者が指定した別のURLに転送される。Vercelはこれらの高度なルーティングを処理するためのプロジェクトを自動的に作成し、適切に構成する。

メール設定においては、主要なメールプロバイダ向けのドメインネームシステム (DNS) レコードプリセットが利用可能となっている。これにはGoogle Workspace、Outlook、iCloud、Proton Mail、ゾーホー (Zoho)、メイルガン (Mailgun)、インプルーブエムエックス (ImprovMX) が含まれており、ユーザーは容易にメールサービスを設定できる。また、分散型ソーシャルネットワークであるブルースカイ (Bluesky) のハンドルとしてドメインを使用するためのプリセットも提供されている。より詳細な設定を求めるユーザー向けには、DNSレコードを自身で管理するオプションも引き続き利用できる。


参考: Vercel Blog (アーカイブ) — 2026年8月6日 02:00 (JST)

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