Vercelは2026年7月30日(現地時間)、同社が提供するChat SDKのMicrosoft Teams (以下、Teams) アダプターがリアクションおよびエフェメラルメッセージ(一時的メッセージ)に対応したことを発表した。これにより、ボットがTeamsメッセージに絵文字によるリアクションを追加・削除できるほか、指定したユーザーのみに表示されるメッセージを送信することが可能になった。

今回のアップデートにより、開発者は他のアダプターと同じAPIを通じてこれらの新機能を利用できるようになる。ボットはthread.postEphemeral()またはchannel.postEphemeral()を呼び出すことで、権限プロンプトのように、意図した特定のユーザーのみが閲覧できるネイティブのターゲットメッセージを送信できるようになる。

本リリースには、以下の機能強化も含まれる。受信Teamsメッセージには、作成者のMicrosoft Graphメールアドレスが含まれるようになり、ユーザープリンシパル名が代替として利用される。また、TeamsAdapterConfigにトークン関数を渡すことで、Azure IMDS (Instance Metadata Service) がないランタイム上で動作するボットでも、静的なクライアントシークレットなしで認証が可能となるカスタムトークンファクトリー機能が追加された。

さらに、ダイレクトメッセージにおける進捗メッセージがネイティブのTeamsステータスとして表示されるようになったほか、グループ会話がダイレクトメッセージとして誤認識されることなく、常に正しく処理されるよう会話ルーティングが改善された。メールアドレス、URL内の@handles、コードスパン内のメンションがTeamsメンションに変換されなくなる変更も実施されている。本リリースへの貢献に対して、onmax氏に謝意が示されている。


参考: Vercel Blog — 2026年7月31日 09:00 (JST)

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