Vercelは2026年6月9日(現地時間)、Anthropicの「Claude Fable 5」が同社の「AI Gateway」で利用可能になったと発表した。このMythos-classモデルは、長時間実行される曖昧な複数ステップのタスクにおいて、以前のClaudeモデルより顕著な向上を見せ、頻繁な人間の確認を必要とした作業をエンドツーエンドで実行できる。
Claude Fable 5は、数日間にわたる実行でも生産的な出力を維持し、並列サブエージェントを確実に展開する。低い労力設定でも以前のClaudeモデルの最高労力設定に匹敵する性能を発揮する。コードレビュー、バグ発見、リポジトリ調査の能力が強化され、複雑な問題に対する初回正答率も顕著に向上した。
モデルには、攻撃的なサイバーセキュリティ、生物学、要約思考抽出を拒否するブロッキング分類器が搭載されている。これは、これらの分野におけるモデルの能力が悪用リスクをもたらすためである。AnthropicはZero Data Retention(データ保持なし)をサポートしておらず、プロンプトとコンプリーションは30日間保持されるが、Claudeのトレーニングには使用されない。利用するには、AI SDKでモデルをanthropic/claude-fable-5に設定する。
AI Gatewayは、モデルの呼び出し、利用状況とコストの追跡、リトライ、フェイルオーバー、パフォーマンス最適化のための統合APIを提供する。これによりプロバイダー以上の稼働時間を実現する。カスタムレポート、Zero Data Retentionサポート、レイテンシとコストによる動的プロバイダーソートなどの機能を内蔵する。AI Gatewayはプロバイダー料金をそのまま反映し、マークアップは適用されない。Bring Your Own Key(BYOK)リクエストを含む推論に対してもプラットフォーム料金は請求されない。
参考: Vercel Blog — 2026年6月9日 16:00 (JST)
原文ハイライト"Claude Fable 5 from Anthropic is now available on AI Gateway ."