Anthropic は2026年6月5日(現地時間)、開発者向けツール「Claude Code」のアップデートを発表した。今回の更新では、フォールバックモデルの設定、拒否ルールのグロブパターンサポート、セッション間メッセージセキュリティの強化、思考制御の信頼性向上などが含まれる。また、リトライ処理の改善やUIの不具合修正も行われた。

Claude Codeのバージョン2.1.166では、プライマリモデルが過負荷または利用不可の場合に最大3つのフォールバックモデルを順次試行するfallbackModel設定が追加された。さらに、拒否ルールにおけるツール名の位置でのグロブパターンサポートが導入され、全てのツールを拒否する「*」も利用可能となった。セッション間のメッセージングセキュリティも強化され、他のClaudeセッションを介したリレーメッセージがユーザー権限を持たなくなった。

また、MAX_THINKING_TOKENS=0--thinking disabled、モデルごとの思考トグルにより、Claude APIを介してデフォルトで思考するモデルにおいて思考が無効化される。APIが予期せぬ非リトライ可能エラーを拒否した場合、Claude Codeはフォールバックモデルで一度ターンをリトライする機能も加わった。その他、claude updateコマンドがダウンロード前にターゲットバージョンを通知するようになり、ターミナル、認証、セッション、UIに関する広範なバグが修正された。

バージョン2.1.163では、バージョンガードレールが追加され、Claude Codeのバージョンが許可された範囲外の場合には起動を拒否し、承認されたバージョンへ誘導する。/plugin listコマンドでインストール済みのプラグインを一覧表示できる機能や、/btwに生マークダウンの回答をクリップボードにコピーするショートカットが追加された。このリリースではフック、セッション、コマンド処理の改善、スタートアップ、バックグラウンドタスク、Windows、パーミッションに関する問題の修正も行われている。加えて、JetBrains IDEターミナルでの点滅問題や、特定のキーボードプロトコル使用時の文字ドロップ、macOSでの高CPU利用率問題など、多数の不具合が修正された。


参考: releasebot.io — 2026年6月6日 09:00 (JST)

原文ハイライト

"Added fallbackModel setting to configure up to three fallback models tried in order"

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