OpenAIは2026年6月2日(現地時間)、ワズマー (Wasmer) がCodexとGPT-5.5を活用し、エッジ向けNode.jsランタイムを構築した事例を発表した。ワズマーのエンジニアは、WebAssemblyサンドボックス内でNode.jsワークロードを動作させる方法を開発し、開発期間を大幅に短縮した。これにより、同社はエッジ層でフルNode.jsを提供する初のクラウドホストとなった。
ワズマーは、Dockerを使用せずにJavaScriptアプリケーションを実行できるWebAssemblyサンドボックス内でNode.jsワークロードを実行する技術を開発した。この取り組みには、Codexがなければ1年かかったと見積もられていたが、Codexを用いることで2週間で完了した。同社はEdge.jsと呼ばれるJavaScriptランタイムを開発し、これを可能にした。
ワズマーの創業者兼CEOであるサイラス・アクバリー・ニエト (Syrus Akbary Nieto) 氏は、Codexによって開発速度が少なくとも10倍から20倍向上したと述べている。同氏はまた、Codexがプロジェクトの初期段階から最終製品の仕上げまで活用され、バグの発見とその根本原因の特定に貢献したと言及した。Codexは、コンソールログからトレースコール、さらにアセンブリレベルにアクセスする低レベルデバッガーのLLDまでを使いこなし、コードの下で何が起こっているかを把握できたという。
ニエト氏は、Codexがなければワズマーのような小規模企業がこれほど野心的なプロジェクトを短期間で実現することは不可能だったと説明している。OpenAIは、世界中で100万以上の企業が同社のサービスで成果を上げているとしている。
参考: OpenAI Blog — 2026年6月3日 13:15 (JST)
原文ハイライト"We have increased development speed by 10x to 20x, at least,"