Vercelは2026年6月1日(現地時間)、クラウドストレージサービス「Vercel Blob」向けに、有効期限付きの署名済みURL (Signed URLs) の提供を開始したと発表した。この機能により、Blobストア全体へのアクセス権限を付与することなく、特定のオブジェクトに対する操作を限定的に許可できる。
署名済みURLは、特定のオブジェクトのアップロード、ダウンロード、検査、または削除を可能にするスコープ付きのURLである。各URLは、単一の操作(put、get、head、delete)、単一のパス名、および最大7日間の有効期限で構成される。署名は操作と制約をカバーするため、GET用に署名されたURLをPUTとして再利用することはできない。
アップロードURL(put)はマルチパート転送に対応しており、ブラウザからサーバーを経由せずに大容量ファイルをBlobストレージへ直接ストリーミングできる。削除URLはifMatchオプションを受け入れ、URL署名後にオブジェクトが上書きされていない場合にのみ削除を適用する。
署名済みURLはOIDCと連携する。サーバーがOIDC経由でBlobに認証し、署名済みトークンを生成することで、ブラウザ向けにスコープが限定され、有効期限が設定されたURLを発行する。これにより、長期的なBLOB_READ_WRITE_TOKENがサーバー外に出ることを防ぐ。この機能を利用するには、@vercel/blob をバージョン2.4.0に更新する必要がある。
参考: Vercel Blog — 2026年6月2日 09:00 (JST)
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