サイモン・ウィリソン (Simon Willison) 氏は2026年6月2日(現地時間)、同氏のウェブサイト「サイモン・ウィリソンズ・ウェブログ (Simon Willison’s Weblog)」上で、テキストエディター「ペースト・ファイル・エディター (Pasted File Editor)」を発表した。このツールは、1,000文字以上のテキストや各種ファイルをペーストした際に、自動でファイルとして添付する機能を備える。同氏は、人工知能サービス「クロード・エーアイ (claude.ai)」の同様の機能から着想を得て、「コーデックス・デスクトップ (Codex desktop)」を用いてプロトタイプを構築したと説明している。

ペースト・ファイル・エディター (Pasted File Editor) は、ユーザーがコンテンツをエディターにペーストする際の利便性を大幅に向上させることを目指して開発された。

具体的には、テキストコンテンツやファイルをペーストする際、その量が1,000文字を超える場合や、画像などのファイルタイプである場合には、それらを自動的にエディターの下部にファイルアタッチメントとして処理する。この際、ペーストされたコンテンツがエディター内の既存のテキストを上書きしたり、内容を変更したりすることはなく、元のテキスト入力エリアはそのまま維持される。

添付されたファイルは、ユーザーのニーズに応じてプレビュー表示またはフルサイズ表示が可能である。不要な添付ファイルを削除する操作も直感的で、ドラッグアンドドロップ、ファイル選択ダイアログからの操作、あるいはクリップボード経由でのペースト機能を用いた削除など、複数の方法が提供されている。これにより、ユーザーは誤って添付したファイルを容易に管理できる。

さらに、このツールは添付されたファイルを直接開く機能も備えており、特に画像ファイルに関してはサムネイル表示に対応しているため、内容を一目で確認できる。ユーザーはまた、ファイルを直接エディターのテキストエリアにドラッグすることで、手動で添付することも可能である。これにより、文書作成プロセスにおいて、テキストと関連ファイルの管理をシームレスに行うことが可能となる。

サイモン・ウィリソン氏は、人工知能アシスタントであるクロード・エーアイ (claude.ai) の持つ、チャットインターフェースで大量のテキストを添付すると自動的にファイルとして扱われる機能に感銘を受け、同様のコンセプトをテキストエディターに応用することを考案した。プロトタイプ開発には、コーディング支援ツールであるコーデックス・デスクトップ (Codex desktop) を活用し、迅速な実装を実現したという。この革新的なツールは、マイクロソフト・ファウンドリー (Microsoft Foundry) がスポンサーを務めるサイモン・ウィリソンズ・ウェブログ (Simon Willison’s Weblog) 上で公開され、多くのユーザーが利用可能となっている。


参考: Simon Willison’s Weblog (アーカイブ) — 2026年6月2日 13:13 (JST)

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