OpenAIは2026年5月31日(現地時間)、開発者向けAIツールCodexの大型アップデートを発表した。今回の更新により、Codexはコンピュータの操作、日常使用するツールやアプリとの連携、画像生成、設定記憶、過去の行動からの学習、そして継続的かつ反復的な作業の実行が可能となる。300万人以上の開発者が毎週Codexを利用しており、このアップデートはソフトウェア開発ライフサイクル全体の作業加速に貢献する。

Codexは今回、バックグラウンドでのコンピュータ利用機能を通じて、自らのカーソルでコンピュータ上のすべてのアプリを「見る」「クリックする」「タイプする」ことで操作できるようになった。複数のエージェントがmacOS上で並行して動作し、ユーザーの他のアプリでの作業を妨げない。この機能は、フロントエンドの変更の反復、アプリのテスト、APIを公開していないアプリでの作業に役立つ。

Codexアプリには、Webとネイティブに連携するインアプリブラウザが搭載され、ページに直接コメントしてエージェントに正確な指示を与えることが可能になった。また、gpt-image-1.5を利用した画像の生成と反復にも対応し、製品コンセプト、フロントエンドデザイン、モックアップ、ゲームのビジュアル作成に活用できる。さらに、90以上のプラグインが追加され、Atlassian RovoによるJIRA管理、CircleCI、CodeRabbit、GitLab Issues、Microsoft Suite、Neon by Databricks、Remotion、Render、Superpowersなどが利用できる。

開発ワークフローの強化として、GitHubのレビューコメントへの対応、複数のターミナルタブの実行、SSH経由でのリモートdevboxへの接続がアルファ版でサポートされた。PDF、スプレッドシート、スライド、ドキュメントのリッチプレビュー付きファイルオープン機能や、エージェントの計画、ソース、成果物を追跡する新しいサマリーペインも提供される。また、既存の会話スレッドの再利用、将来の作業のスケジューリング、過去の経験からの有用なコンテキストを記憶するメモリ機能、そして作業の継続を提案する機能も導入された。

これらのアップデートは本日より、ChatGPTでサインインしているCodexデスクトップアプリユーザーに順次展開される。文脈に応じた提案やメモリを含むパーソナライゼーション機能はEnterprise、Edu、EUおよびUKユーザーに近日中に展開され、コンピュータ利用機能はmacOSで利用可能となり、EUおよびUKユーザーにも近日中に展開される。


参考: openai.com — 2026年6月1日 10:00 (JST)

原文ハイライト

"Codex can now operate your computer alongside you"

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