AIチップスタートアップのGroqは2026年6月1日(現地時間)、既存投資家から6億5000万ドルの資金調達を目指していることがAxiosの報道により明らかになった。同社は開発者や企業向けにAI推論の負荷が高いアプリケーションのホスティングへと事業の軸足を移しており、この資金は推論クラウド事業の拡大に充てられる。

この資金調達は、昨年12月にNvidiaと締結された200億ドルの「買収ではない」合意に続くものである。この合意により、Groqの上級従業員はNvidiaに移籍し、NvidiaはGroqのハードウェア技術のライセンス供与を受けた。この取り決めの一環として、既存投資家には現金で支払いが行われ、現在、同社の次の事業展開を支援するよう求められている。

暫定CEOのアダム・ウィンター (Adam Winter) 氏とCFOのマット・エン (Matt Eng) 氏が新たな戦略的方向性を主導している。彼らは、あらゆるAIプロンプトによって引き起こされる計算負荷の高い処理である推論に焦点を当てている。推論は現在、モデル訓練よりも商業的な優先度が高いとされている。既存の支援者であるDisruptiveとInfinitiumは、他の投資家が辞退したプロラタシェアをカバーすることに合意している。


参考: theaiinsider.tech — 2026年6月1日 16:57 (JST)

原文ハイライト

"Groq is raising $650 million from existing investors to expand its inference cloud business"

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