Cohereは2026年5月20日(現地時間)、企業向けに設計された大規模言語モデル「Command A+」をApache 2.0ライセンスのもと、オープンソースとして公開した。このmixture-of-experts (MoE) アーキテクチャを採用したモデルは、複雑な推論、マルチモーダル処理、多言語エージェントタスクに対応する。開発者がエンタープライズグレードのエージェント機能を直接利用できるよう、Hugging Faceを通じてモデルの重みが提供され、専用のマネージド推論環境であるModel Vaultでのデプロイも可能。前世代モデルを上回る性能向上と効率性を両立している。

Cohereの「Command A+」は、開発者がエンタープライズグレードのエージェント機能を直接利用できるようにすることを目的としている。モデルの重みはHugging Faceを通じて提供され、ユーザーは専用のマネージド推論環境であるModel Vaultでのデプロイも選択できる。

「Command A+」は、前世代のCommandシリーズを上回る性能を実現している。具体的な改善点として、Command A Reasoningと比較した場合、τ²-Bench Telecomのスコアは37%から85%へ、Terminal-Bench Hardにおけるエージェントコーディング性能は3%から25%へと向上した。内部評価においては、NorthアプリケーションでのAgentic Question Answeringの精度が20%向上、スプレッドシート分析の品質も32%向上している。また、48言語に対応し、機械翻訳と多言語推論能力が強化された。

効率性も「Command A+」の重要な特徴の一つである。W4A4(4ビット)量子化オプションが提供されており、この設定では2枚のNVIDIA H100、または1枚のNVIDIA Blackwell GPU上での実行が可能となる。


参考: cohere.com — 2026年5月20日 09:00 (JST)

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