2026年5月16日(現地時間)、AIを活用したマーケティングプラットフォームを提供するネクター・ソーシャル (Nectar Social) は、シリーズAラウンドで3000万ドルを調達したと発表した。このラウンドは、メンロー・ベンチャーズ (Menlo Ventures) と、同社がAnthropic と共同で設立したアンソロジー・ファンド (Anthology Fund) が主導した。同社は自律型AIエージェントを用いてブランドのソーシャルメディア活動を支援する。

ネクター・ソーシャル (Nectar Social) は昨年、ステルスモードから正式に事業を開始し、マーケター向けのエージェント型オペレーティングシステムを展開している。同社はテッククランチ (TechCrunch) に対し、自律的なAIエージェントを活用することで、ブランドがソーシャルアクティビティ、モデレーション、クリエイターワークフロー、競合情報、商取引における会話をエンドツーエンドで運営するのを支援していると説明した。

ネクター・ソーシャル (Nectar Social) のシステムは、Meta やレディット (Reddit) といった企業とのデータ連携を通じて、様々なプラットフォームからのデータを一元的に収集・統合することが可能だ。これにより、ブランドは各プラットフォームを管理するために異なるツールを使用する必要がなくなる。

同社は元Meta の従業員であるミスバ・ウライジー (Misbah Uraizee) 氏とファラ・ウライジー (Farah Uraizee) 氏の姉妹によって設立された。最高経営責任者(CEO)のミスバ氏はテッククランチ (TechCrunch) に対し、今回の資金調達により、応用AI、エンジニアリング、市場投入の分野で人材を増やし、事業を拡大する方針を示した。同氏は、購買に関する会話はソーシャルメディアに移行しており、それを扱うのに十分な人員を持つ人間のチームは存在しないと述べ、あらゆる場所でブランドが存在感を示すためのオペレーティングシステムの構築において、カテゴリーリーダーシップを加速させているとコメントした。

ネクター・ソーシャル (Nectar Social) の顧客には、リキッド・デス (Liquid Death)、Figma、エルフ・ビューティー (e.l.f Beauty) などが含まれる。今回のラウンドには、グウィネス・パルトロー (Gwyneth Paltrow) 氏が立ち上げたキンシップ・ベンチャーズ (Kinship Ventures)、ジーブイ (GV)、トゥルー・ベンチャーズ (True Ventures) などの投資家も参加している。


参考: TechCrunch Funding — 2026年5月17日 04:26 (JST)

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