Anthropic は2026年10月15日(現地時間)、新規株式公開 (IPO) を控え、四半期売上が約50%増加し168億ドルに達したと投資家に伝えた。同社が投資家を招いて実施した説明会の内容をフィナンシャル・タイムズ紙が報じたもので、第三四半期の業績詳細が明らかになった。

アンソロピックは投資家に対し、Q3(7月〜9月)の売上が168億ドルに達し、Q2(4月〜6月)の115億ドル、Q1(1月〜3月)の約48億ドルから継続的に増加していることを示した。Q3においては、「computing power」への1ドル支出に対し1.70ドルの売上を計上し、調整後営業利益率(株式報酬を除く)は11%だったと報告された。

また、同社は競合するAIラボがより高度なモデルの出力を利用して自社モデルを訓練する慣行である「distillation」(蒸留)について言及した。この慣行が売上の5%から7%を占めていたと投資家に伝えた上で、Q3にはこれを「materially」(大幅に)削減したことを明らかにした。ある試算では、Q2においてdistillationが売上の5%だった場合、他のラボが当該四半期に5億ドル以上を費やしたことになるという。

アンソロピックは、投資家向けの情報開示において、以前使用していたannualized run-rate revenue(年換算実行売上)という指標を今回使用していない模様。


参考: Simon Willison’s Weblog (アーカイブ) — 2026年10月15日 22:04 (JST)

原文ハイライト

"distillation accounted for 5 per cent to 7 per cent of revenue"

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