OpenAIは2026年10月7日(現地時間)、18歳未満のユーザー向けサービス「ChatGPT for Teens」の進捗状況を公表し、大学進学計画支援ツール「College Planner」を追加する方針を明らかにした。新たな学習機能としてフラッシュカードやクイズが導入される見込みで、若年層からのフィードバックを製品開発に反映させるためのティーン向けAI諮問委員会も設立すると発表した。同社は、若年層が将来に備え学習するためのツール提供の重要性を強調している。
ChatGPT for Teensは、若年層が学習し、批判的思考を深めることを目的として設計されたサービスである。このサービスを利用したティーンは、利用していないティーンと比較して、学習関連のメッセージを平均約270万件多く送信しているという。最も選択される会話開始プロンプトは、アイデアを深めるための質問をするドラフトへのフィードバックを依頼するHelp me check my evidenceであった。
「College Planner」は米国居住の高校生(10~12学年)を対象とし、大学出願手続き、締め切り、学費支援の追跡といった実践的なステップを支援する予定である。学生は複数の大学への出願進捗を更新し、タイムラインで計画を立て、奨学金や学費免除に関する情報を探索できるようになる。OpenAIは、非営利団体College Advising Corpsを支援し、AIフェローシッププログラムを創設するとしている。
さらにOpenAIは、Boston Children’s Hospital’s Digital Wellness LabおよびそのStudent Advisory Councilと連携し、ティーン向けAI諮問委員会を設立する方針を示した。これにより、若年層からAIに関するフィードバックを直接収集し、安全対策、保護者による管理、通知、AIリテラシーに関する製品・モデルの意思決定に反映させる。2026年から27学年度にかけ、約22名の学生がデジタルウェルビーイングやAIチャットボット開発プロジェクトに携わる予定である。
また、ノートを学習資料に変換する機能も追加される見込みだ。学生は複数のページにわたるノートを撮影し、自動的に単一のPDFに結合してChatGPTにアップロードできるようになる。ChatGPTは、アップロードされた資料をフラッシュカードやクイズに変換し、ティーンの学習を支援するとされている。
参考: OpenAI Blog (アーカイブ) — 2026年10月5日 19:00 (JST)