OpenAIは9月29日(現地時間)、対話型AI「ChatGPT」の広範な機能更新を発表した。新たなハイエンドプランとして月額500ドルの「Pro 500」を導入し、高性能モデル「GPT-6 Astra」向けの高速サービス層「Astra Ultrafast」へのアクセスを提供する。このほか、プログラミング支援ツール「Codex Cloud」、常時稼働のエージェント機能「Dots」、共同作業用ツール「Pages」と「Space」など、生産性向上に資する多岐にわたる機能強化を実施する。
新たなハイエンドプランである「Pro 500」は、従来のProプランを上回る最高の利用量を含み、ユーザーはChatGPT WorkとCodexの環境で、GPT-6 Astraの最速サービス層である「Astra Ultrafast」を利用できるようになる。
プログラミング支援を目的とした「Codex Cloud」は、デスクトップ、ウェブ、モバイルの各プラットフォームでコーディングタスクを開始し、継続することを可能にする。この機能は、各コーディングタスクに対し、プロジェクトのリポジトリ、ツール、依存関係が整った独立した再利用可能なワークスペースを提供する。これにより、開発者は環境構築の手間を省き、効率的に作業に集中できる。
GPT-6 Astraを基盤とする常時稼働のエージェント機能「Dots」は、ユーザーが設定した目標に基づき、会話の合間にもバックグラウンドで作業を継続する。これにより、ユーザーはChatGPTとのやり取りを中断することなく、長期的なタスクの進行を任せることが可能となる。
共同作業ツールの強化も図られ、「Pages」機能は、ChatGPTとの会話内容をページ形式に変換し、他のユーザーとの共同編集を可能にする。これに加え、共同編集されたページや関連情報を整理・管理するための「Space」機能も導入され、チームでの情報共有やプロジェクト管理がより円滑に進むよう設計されている。
また、エージェントコーディング、コンピューター利用、および専門作業の各分野で改善が施された「GPT-6.1 Sol」が、ChatGPT WorkとCodexの環境で順次展開されている。このバージョンは、より高度な推論能力と効率的な処理能力を提供し、複雑なタスクへの対応力を向上させる。
その他の追加機能としては、会議の議事録作成と要約を自動化する「Meetings plugin」、Codexにおけるプルリクエストレビュー機能、GitHubリポジトリのセキュリティをスキャンするCodex Security Cloud、そして既存のChatGPTアカウントで他のOpenAI製品にシームレスにサインインできる機能などが挙げられる。さらに、月額200ドルの「Pro 200」プランの新規サブスクリプションが再開され、使用許容量も変更された。
参考: help.openai.com (アーカイブ) — 2026年9月29日 09:00 (JST)