OpenAIは9月28日(現地時間)、年次開発者会議「DevDay 2026」において、20を超える新発表を行った。中でも、常に稼働するAIエージェント「Dots (ドッツ)」や、高性能モデル「GPT-6.1 Sol (ジーピーティー6.1 ソル)」、高速処理を実現する「Ultrafast (ウルトラファスト)」などが注目を集めている。ChatGPTのプラットフォームは共有インターフェースとして開放され、開発者は12億人の週次ユーザーに直接ネイティブ体験を提供できるようになる。

今回の発表では、継続的なタスクをこなすエージェントの導入や、人とAIが連携する新たな方法が示された。開発者向けのツールも拡充され、CodexおよびAPIの機能強化、ChatGPTのカスタマイズ性向上が図られる。

「Dots」は、ユーザーに代わってタスクを処理し、常に稼働するAIエージェントとして紹介された。GPT-6 Solの主要アップグレード版である「GPT-6.1 Sol」は、エージェントコーディングやコンピュータ利用、専門業務において高いパフォーマンスを発揮する。このモデルはGPT-6 Astraに匹敵する知能を、Astraの5分の1のトークン価格で提供し、開発者はより複雑なワークフローを効率的に実行可能になる。

「Ultrafast」は、速度を最重視するワークロード向けのプレミアム高速処理層として導入された。これにより、Codexでは最大8倍、APIでは最大6倍のトークン生成速度を実現する。GPT-6 Astra UltrafastはAPI、ChatGPT Work、Codexで既に利用可能となっており、GPT-6.1 Sol Ultrafastも近日中に提供が予定されている。

また、企業がAIをより安全に利用するためのOpenAI Private Intelligence (オープンエーアイ プライベート インテリジェンス)も発表された。これはゼロデータ保持のプライベート安全性処理や、今秋提供予定のプライベート推論を特徴としている。開発者向けには、クラウドでCodexを実行できる機能や、音声操作に対応したCodex CLIの刷新、ChatGPTデスクトップアプリでのコードレビュー機能、セキュリティ強化のためのCodex Security Cloudなどが導入された。

その他、Decisions API (ディシジョンズ エーピーアイ)や、コンピュータ操作をサポートするAgents API (エージェンツ エーピーアイ)も公開された。Amazonとの協力により、AWS内でOpenAIエージェントを実行できるBedrock Managed Agents (ベッドロック マネージド エージェンツ)も提供される。ChatGPTのプラットフォームは拡張され、開発者はプラグインのサイドバー表示やインタラクティブパネルの作成が可能になるほか、プラグイン作成・提出・発見のプロセスが改善される。ウェブサイトでのプラグインホスト機能も追加され、プラグインを用いた自動化を可能にするMCP Events仕様への対応も発表された。


参考: OpenAI Blog (アーカイブ) — 2026年9月29日 09:00 (JST)

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