Cursorは2026年5月6日(現地時間)、新しいPRレビュー体験、並列エージェントによる計画の高速実行、および一般的なワークフロー向けのクイックアクションピルを導入するリリースを発表した。このリリースにより、PRの作成からマージまでを一つの場所で完結させ、タスクを並列処理することで計画の実行速度を向上させる。
新しいPRレビュー体験はCursor 3で利用可能になった。「Reviews」タブにはインラインレビューのスレッドとトップレベルのPRコメントが表示される。「Commits」タブではPRのコミット履歴を集中的に確認でき、「Changes」タブはファイルツリーと変更ピッカーによって大規模なPRのナビゲーションを容易にする。レビュアーステータスや保留中のレビューバナーなどの有用なコンテキストも表示され、クイックアクションピルにより次のステップを迅速に実行できる。
Cursorは、計画のタスクを一つずつ処理する代わりに、タスク間で並列処理を行うことで、より迅速に計画を実行できるようになった。Build in Parallelをクリックすると、計画の独立した部分を特定し、非同期サブエージェントを使用してそれらを同時に実行する。依存関係のあるステップは必要な順序で維持される。
Cursorでマルチタスクを行う際、組み込みのクイックアクションを使用して変更をPRに分割する機能が追加された。これはチャットコンテキスト(chat context)を利用して論理的な区分を特定し、依存関係が必要な場合を除き、独立したPRをデフォルトとする。さらにバックアップスナップショットを作成し、承認のために分割計画を提案する。
また、最も頻繁に使用するスキルをクイックアクションピルとしてピン留めし、迅速にアクセスできるようになった。その他、Exploreサブエージェントの動作設定機能の追加、サブエージェント構成での一般モデル名サポート、「/multitask」コマンドの利用可能化、プロンプト入力のundoグループ化の改善、長文チャット処理の改善、MCP接続動作の予測可能性向上、期限切れトークンのクリーンアップなどが改善点として挙げられている。端末操作バグ、スラッシュメニューと入力承認の回帰、MCP認証のエッジケース、マルチリポジトリ環境選択とキャッシュの問題、クラウドエージェントのタイミングとハイドレーションに関するエッジケースなども修正された。
参考: Cursor Changelog — 2026年5月7日 09:00 (JST)
原文ハイライト"A new PR review experience is now available in Cursor 3."